いよいよ春めいて来て、元気が出る感じ? 何かが始まる感じに合わせたプレイリスト(少し意識した)。象徴的なのがDiploの①。Diploや③のKygoのこのパターン、少々食傷気味であることは否めないのであるが、その辺りは彼等も問題意識を持っていると見えて抑え気味にしてるのがうかがえる。まぁ許容範囲かなぁ。スタートに持って来るには悪くない。
全体にテンポのいい明るめの曲を集めました。時節柄ね。 ※Apple Music・Spotifyにてプレイリスト公開中 coastcafestudio で検索!
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順番が逆になってしまってるが、これが2022年の1発目。静かに、クールに響くグルーヴに身を任せてゆったりとした気分で聴くプレイリスト、特に前半は。
2021年の最大の収穫はCautious Clay。僕のプレイリストでこれまで3曲使って3曲とも1曲目にレイアウトしている、ってほどに高強度インパクトフル。往々にしてプレイリストの1曲目って、その時の一番のお気に入りであることが多い。だって、一番多くの回数聴けることになる訳だからね。声も曲もアレンジも、すべてにおいてチャーミング。こんなに夢中になったアーチストも正直久しぶりだ。 今回はサックスのソロがフィーチャーされていて、これがまた新鮮。この手の打ち込み主体のサウンドメイキングの渦中にあって、絶滅危惧種のサックスソロが聴けるのだ。何という幸せ。そういえば⑥の方はギターソロ。これって贅沢ってこと? 今や楽曲に一段の深みを増すのはこうしたチャレンジなのだ。 そして何と言っても、Silk Sonic。このラスト⑭は彼等のアルバムでもエンディングを飾っていて、エンドレスにフェーディングアウトしていく様は、まさに精神の高揚やあくなき想い、永遠なるものへの憧憬みたいなものを象徴しているかのよう。これはAnderson .PaakのEW&Fへのオマージュだよなぁ。いくら敬慕の念が強いと言っても、モーリス・ホワイトが歌っていない時点でEW&Fにはなれないことくらい彼等だって十分承知している。だから、これはモーリス・ホワイトがSilk Sonicをプロデュースしたらこんなですかね、って感じに仕上げているのがミソだ。 EW&Fの、極みに達したと思しき名作「Spirit」の頃のモーリス・ホワイトが息づいているSilk Sonic。いやぁ、素晴らしい。単なる人気者バンドじゃ全然ないない。 ※Apple Music・Spotifyにてプレイリスト公開中 coastcafestudio で検索!
病気療養中の親友に届けるコンピレーションCD。
※Apple Music・Spotifyにてプレイリスト公開中 coastcafestudio で検索 新しい年の訪れを告げるかのような①、そこに絶妙な繋がり方で続くのがYears & Years。このアゲムードのままで繋がるのがいいんスよ。ストリーミング時代になって以降、自分でタイミングを見計らってクロスフェードにしたり、って技が使えなくなったので、これは正真正銘の偶然の産物。ハマった時は脳内快感物質で満たされ、これぞプレイリスト作りの醍醐味でもある。
⑥のElujay & serpentwithfeeatは、⑤から続くゆったりとしたグルーヴに包まれた感じのソウルナンバー。途中エレピのソロが70~80年代のジョー・サンプルっぽくてまたGood。意識してるねー、これは。さらに⑩は言わずと知れた70年代の名曲中の名曲、Boz Scaggsの「Lowdown」を下敷きにしたラップチューン。オリジナルより少しテンポを下げて低音を効かせたベーストラックだけでも十分気持ちいいのに、⑨からの繋がりで聴くとそこんとこが強調されるって訳。 こいういうの(曲の繋ぎ)って実際なかなか狙って出来るものでもないので、年に数回しか現れないマジックなのだが、今回はこれがいっぺんに3回ほども来ちまった。どこに、何に気持ちいいと感じるかは人それぞれなだけど、僕はここだけでもかなり気に入ってるプレイリストになってマス。これが2022年の一発目で幸先良い。 ※Apple Music・Spotifyにてプレイリスト公開中 coastcafestudio で検索!
クリスマス需要も鑑みて、いつもよりビッグネームの新譜を多めにピックアップしてみた。この季節は音楽産業全体が書き入れ時でもあり、大物が新譜を発表するタイミングを合わせてくることが多い。ストリーミングの時代になっても、その伝統は生きているようだ。もっとも、マライアのあの曲がチャートの一位になるなど、これはストリーミングの時代ならではの現象か。
感心したのがBruno MarsとAnderson .Paakのソウルプロジェクト、Silksonicの③。1発目の「Leave The Door Open」もそうだが、これはもう完全にフィリーサウンドのオマージュの上に成り立っている彼らの進化したサウンド。単にフィリー風とか何々風とかいうレベルでなく、目茶苦茶完成度が高い。きっとBruno Marsだけでない、Anderson .Paakの果たしている役割も大きいのだろいうと想像する。 続く④はイントロだけ聴くとまぎれもないエルトン・ジョン。ただそこに絡むのがYoung ThugとNickie Ninajてことで、これは少し前なら考えられない組み合わせなのだが、そこはよく練られたアレンジのおかげで何の違和感も感じない。映画「Rocketman」の制作といい、今なお現役で旺盛な創作意欲にはただただ頭が下がる想いだ。 ※Apple Music・Spotifyにてプレイリスト公開中 coastcafestudio で検索!
今回取り上げたSpencer.(⑤)は今注目のR&Bアーチスト。Apple MusicではなぜかAlternativeに分類されているが、これはいわゆるオルタナR&Bだろう。日本ではネオ・ソウルとかと言った方が通りがいいかもしれない。となると、Apple Musicでのジャンルってのも、あまり意味がないってことになる。確かにAlternativeって状態を表す形容詞でもある訳だし。
そういえばJustin Bieberのグラミーに物申した騒動(=自身のアルバムがPop部門にノミネーションを受けた際にR&Bだと言って抗議したこと)も記憶に新しいが、ヤリ過ぎ感満載のグラミーの部門細分化を見てもわかる通り、音楽をジャンルで分けることの難しさがますます浮き彫りになっている昨今の音楽事情といえるのかもしれない。 で、本来の意味でAlternativeなSpencer.なのだが、そこにはいろんな音楽のエッセンスが見え隠れする。Erykah BaduやMiles Davisに影響を受けたというそれがSpencer.という容れものから溢れ出ている、って感じ。しかもただ影響を受けただけでなく、ちゃんと消化して進化させているから素晴らしい。まだ若いのに。 ところでこのブログではどういった傾向の曲がプレイリストにフューチャーされているのか大雑把に知っていただくために、選曲順にApple Musicでのジャンルを星の数で表している。今回でいえばGospelの曲ってどれ? 答えは③って、えっ、なんで⁉ ※Apple Music・Spotifyにてプレイリスト公開中 coastcafestudio で検索!
聞き覚えのあるElton Johnの名曲がDua Lipaとのコラボで蘇る・・・といううたい文句の③。素晴らしかったあの映画の後だけに、最初に聴いた時の感想は「この曲はそんな風に歌っちゃダメダメー」、だった(過去形)。サウンドプロダクションは安易なディスコ調にも聴こえるし、それは1979年の「Victim Of Love」を想起させる。「Victim Of Love」は一般的にはEltonが方向性を見失って血迷って作ったアルバムと評されているものだ。
コロナ禍下における企画でDuaはリモート参加。「Rocket Man」のサビをユニゾンで追従しているだけで、ソロパートを歌っている訳ではない。がしかし、この歌が生まれるに至った経緯を知ると、このサウンドメイキングはこの組み合わせにしてある種の必然だったのかもしれないと思える。何せ、Duaの大ヒットアルバムのタイトルは「Future Nostalgia」なのだから。そして、いつしかデュエットパートが耳を離れなくなってくるから不思議。 ⑨のAdam Levineはアニメ映画のサントラから。バンドにこだわったアルバム作りを続けていると言われるMaroon5だが、この曲なんかはメッチャ楽しいし、Adamの声質に合った曲作り、アレンジが最高。Adamの歌もすごくリラックスしたムードで、今じゃ絶滅危惧種と化したサックスのソロなんかもフューチャーされていて、70~80年代のポップスの時代を彷彿とさせる仕上がりがとてもいい感じだ。 ⑭のEarth, Wind & Fireは実はちょっと複雑。これはEarth名義の新曲にLucky Dayeが参加しているという体なのだが、どういう意図があるのかよくわからない。ただ、この元曲(「You Can’t Hide Love」)は数多いEarth, Wind & Fireの傑作の中でも最重要曲に位置づけられるもの。1曲だけポツンと持って来られたという印象の今回のリバイバルなのだが、やはり曲の持つ力は並みじゃなかったってことを再確認した。 ※Apple Music・Spotifyにてプレイリスト公開中 coastcafestudio で検索!
出るだろうなと思ってました、やっぱり出ました、懐かしのフィリーサウンドサンプリングプロジェクト④。しかも故Mac Millerをフューチャーして。Silk Sonicはフィリーサウンドの忠実な再現だったけど、これはサンプリングだし、まぁ別物。そもそも志が違う、かな。
さて前回に続いて1曲目はCautious Clay。僕はかなり好きですね、この緩ーい感じ。演奏も、ボーカルも。僕のプレイリスト作りで2回続けて1曲目に来るのは、かなり珍しいことなんだけど、Cautious Clayを聴きたくてこのプレイリスト(3069 & 3070)を選んでしまう、そんな夏になってます。 最初がそれで、最後が「Finally」。原曲は昔馴染んだハウスの大ヒット曲だし、しかもCeCe本人が参加しているというので、こういう楽しみ方ができるのも嬉しい限りだ。その他戻って来たLogic③(嬉しい)や、ちょっと聴いただけですぐにChrisとわかる⑤(癒される)、このイントロで来られたら第一声は「Hey, Girl」しかないでしょう⑬など、今回も聴き所満載。 ※Apple Music・Spotifyにてプレイリスト公開中 coastcafestudio で検索!
トップのCautious Clay、何か良くないッスかぁ?(いいでしょう?)。想像力を掻き立てられる余地をすごく残した緩いアレンジに、これまたほんわかしたボーカルが載り、心地良さ満載。期待に胸膨らむなぁ。
さて今回の目玉と言っちゃ何だけど、Jam &Lewisのデビュー作。80年代からの黄金のブラコンシーンのかなりの部分を占めていたプロデューサーチーム、Jimmy Jam & Terry Lewisがアーチストデビューを果たしたのだ。そのアルバムの中からある意味最も目立つMariah Careyとのコラボ曲をセレクト。 実際Jam&Lewisプロデュースなら何でもOKって時代があった。聴いた瞬間に分かる独特のサウンドメイキング。特にリズムアレンジが特徴的で、何だろう、ゴージャスなのに尖がっている、スリリングなのに心地良いといった、妙に惹き込まれるものがあった。Janetの諸作、Flyte tymeでの諸作、「Solo」(アーティスト名)の1995年デビュー作なんかも当時夢中で聴きまくったものだ。 そして実感する。・・・長く音楽ファンをやっていて幸せ。 ※Apple Music・Spotifyにてプレイリスト公開中 coastcafestudio で検索!
次はコレ。The Weekndはこのところのエンタメ界の話題をさらっている感がある。例のスーパーボウルのハーフタイムショーは度肝を抜かれた演出だったし、例のグラミー賞に絡んだ一連の騒動も記憶に新しいところ。それらのすべてが、アルバム「After Hours」の発表から今回の⑭のミュージックビデオに至る壮大なプロジェクトとなっている。 このビデオがまた凄い。巷で言われているキューブリックの「Eyes Wide Shut」のシーンやChildish Gambino「This Is America」のミュージックビデオを彷彿とさせる等々の話は、決してネガティヴに語られている訳ではないし、衝撃度を思えばそのスケールの大きさに改めて感嘆するしかない。今回14曲目の大トリ感、存在感がまた凄いもん。 The Weekndに隠れてしまったが、Paul McCartneyのBeckコラボバージョン(「McCartney Ⅲ Imagined」より)は、ほぼBeckの新曲といってもいいほどの内容だけれど、こういうのが出ること自体がRespectである。最近のElton Johnしかり、レジェンドはやはりレジェンドだった。 ※Apple Music・Spotifyにてプレイリスト公開中 coastcafestudio で検索!
前回のプレイリストが懐かしいフィリーサウンドやブラコンをフューチャーした流れで、今回も全体としてR&B色の強いプレイリストになった。やっぱりダンスオリエンティドなタイプの音楽はジムでワークアウト中に聴くのに向いてるし、これからの季節に向けては気持ちも華やぐというものだ。
で、前回に続いて昔風の、というのが気になるところ。①は50代以上の昔イケイケ姉ちゃん御用達風。あえてチープなシンセを多用した上にマイケルもろのNe-Yoのボーカルが乗ってくるという、これは80年代のShalamarを彷彿とさせる曲。この辺りのセンスはBruno Marsがフィリーサウンドをやるのと近い気がする。 そういえばDoja Catの昨年ビルボードでNo.1になった「Say So」はChicだった。フィラデルフィアサウンドもShalamarもChicも、もちろんリアルタイムで聴いてきた自分だが、あの頃は何も考えずに親しんでいた。それが今こうしてまさに気付かされるのである、その普遍的な価値に。 さてさて①はジムでBGMでかかっていたのが気になって、Apple WatchでShazamして曲名を探した。いい時代になりましたねー。ホント、未来に来ちゃったみたい。 ※Apple Music・Spotifyにてプレイリスト公開中 coastcafestudio で検索!
Bruno Marsの新しいプロジェクトのパートナーがAnderson .Paakと聞いて、それはそれは胸が躍らない訳がない。ただ、誰もがこってりしたファンクチューンで来るかと思ってたところに、第一弾として出してきたのが、何と麗しのフィラデルフィアサウンド、コレですよ。いやぁ、一杯喰わされましたねー感が一面に漂うッスね。
で、このフィラデルフィアサウンドがなかなかに凝った作り。往年の1970年代前半のフィラデルフィア黄金期の諸作に比べれば平均的な仕上がりだけど、アレンジやコーラスは言わずもがな、僕はドラムの音がかなり忠実に再現されているのに驚いた。フェイドアウトするエンディングや、キーワードとしての”Door”に至っては、これはオマージュですねー。と思って動画をチェックしたら、種明かしにLarry Goldの名が・・・。でも、このストリングスは僕にはどうしてもリアルには聞こえないんですが。 そして①のWill Downingは90年代の僕のアイドル。ただ、今となっては口に出すのも気恥ずかしい”ブラコン”の極みボーカル。まだ元気でやってくれてたんだー、嬉しいね。ここは懐かしいフィリーサウンドに負けず劣らず、まだまだ健在ぶりを証明。 ※Apple Music・Spotifyにてプレイリスト公開中 coastcafestudio で検索!
今回はめっぽう大人びた感じに。1曲目Jon BatisteがJazzyな滑り出しなのに続いてJudithがアレサばりのシャウトを聴かせてくれる。Jon Batisteは "Thank you, thank you for your love”、Judithの方はタイトルの "Baby, I'm Hollywood" の印象的なフレーズが思わず口ずさみたくなる。聴いてて楽しいなぁと感じさせてくれる瞬間である。
3曲目のBLACK COFFEEは注目のCelesteをフューチャー。抑制の効いたサウンドプロダクションにまさしくボーカルが主役といわんばかりのCelesteの歌いっぷりが素晴らしい。音楽の懐の深さを実感する。 そしてNick JonasとPost Maloneに漂うオトナ感。これを挟めたことが大きいなぁ。プレイリストを通して聴いていると、明らかにこの2曲にピークが訪れてるもんね。 ※Apple Music・Spotifyにてプレイリスト公開中 coastcafestudio で検索!
また新たな才能を紹介できるのがとても嬉しい。①のCelesteだ。イギリスで活躍するアメリカ生まれのシンガーソングライター。ハスキーながら、高音の声の伸びも艶っぽくて素晴らしい。何より自作自演の曲の完成度の高さが並みじゃない。今年の大注目との評判もうなずける。アレンジも演奏もかなり凝っていて、とてもスリリング。
そして⑧のJazmine Sullivanの新作も嬉しい驚き。僕は2008年のデビューアルバムに惚れ込んで聴き狂った口なのだが、今回の新譜がやっと4枚目だそうだ。フィラデルフィア生まれ。同じ英語圏でアメリカ生まれとかイギリス生まれとかあまり関係ないようにも思われるだろうが、こと音楽に関して、特にR&B系の場合にはちょっと意味を持つような気がしている。で、Jazmineの場合にどうかというと、「てっきりイギリス出身かと思ってましたー」という具合。この感じ、なんとなくわかる? ラストは男性&女性のデュエット曲連発。どちらも最高。Charlie PuthもJohn Legendもホント名手ッスね。この流れで上手にトップのCelesteに繋がるという、”It's Magic”。 ※Apple Music・Spotifyにてプレイリスト公開中 coastcafestudio で検索!
2021年の幕開けはこの曲①から。何かが蠢き出す予感みたいな、新年にふさわしい感じ? 僕としてはPet Shop Boysの件で書いた、冨田勲/新日本紀行のテーマの影響をここにも感じてるんですがね。
Bootsyの⑦はSlyのカバー曲。サックスにブランフォード・マルサリス、そしてベースにラリー・グラハムを配した余裕のファンクナンバーだ。サックスのソロが絡んだりブチブチチョッパーベースが幅を利かせたりと、演奏しているその場の風景がイメージできると、僕あたりは安堵感を覚えたりもするのだが、最近のリスナーはどうでしょうねぇ。 今回のBootsyのアルバムにはあのジョージ・ベンソンも参加していて、こうしたかつて一世を風靡したミュージシャン達も、今は活躍の場が非常に限られてきているという厳しい現状なのだな、と思い知る。その意味で新人のUcheと共演する現場があるというのは、とても意義深いことだと思う。 さて今年よく聴いたLucky Daye。心地よい系ダンスミュージックとの相性が抜群で、今回のSG Lewisとのコラボも期待通り。久々のNew Order⑨には元気をもらい、あと⑥の冒頭で聞こえてくるPharrellの歌声に、やっぱ信頼度高いわ。 ※Apple Music・Spotifyにてプレイリスト公開中 coastcafestudio で検索!
最近のアメリカ音楽界はコロナ禍やBLM、さらには大統領選の影響もあってか、政治色を帯びた曲が目立っているが、ここへきて真打ともいえる御大Stevie Wonderの新譜⑦が届けられた。70年代の神がかり的なStevieをリアルタイムで経験してきた身にとって、Stevieの新譜が出ること自体感慨深いものがあるのだが、このタイミングにあえてぶつけることで強い強いメッセージを発信している訳で、改めて深い敬意を表したい。(このあたりの事情はこちらに詳しいです。)
続くBootsy⑧にも、僕はStevieと同じようなスピリットを感じてしまう。ここでBootsyはBrandon "TAZ" Niederauerにかなり長尺のギターソロを任せていて、これがスゲーの。近ごろはギターソロなんて、それ自体が絶滅危惧種な上に、この超絶ソロを弾いている天才少年とBootsy との年齢差はなんと50歳以上! ベースを弾いてるのはBootsyで・す・よ・ね? 年齢差、性差、人種、時代を超えて、まさしく音楽は普遍的なメッセージだ。 さて今回はMark Ronsonのあの曲に似た感じの①で始まり、全体にR&Bでまとめたプレイリストになったけど、期せずして女性女性のデュエット④と男性男性のデュエット⑬がとても新鮮。今どきはどちらかがラッパーであったりするのが常なのだが、しっかりと歌い込んだデュエットは、それだけで心に響いて心地よい。新たな発見になりました。 ※Apple Music・Spotifyにてプレイリスト公開中 coastcafestudio で検索!
ボクの最近のプレイリストは、演奏時間でいうと大体47~50分くらいのところに収まっていることが多い。いろんなタイプを試してきてここに落ち着いている訳だが、自分にとってはこの長さが一番しっくりくる。それはちょうどアルバムの演奏時間に相当する長さであり、長過ぎず短か過ぎず、「一枚聴いたー」という満足感をもたらす長さ。
ただ、アナログレコードやCDのように収録時間に制限のあるメディア向けに選曲するのではないのだから、演奏時間はあまり考慮しなくても良いのではないか、あるいは無意味なのではないかと思う節もあるかもしれない。でもボク的には単に寄せ集めただけだったらプレイリストとは言わない。最適なレイアウト・曲順は大きな要素であるし、ちゃんとストーリーを描けなきゃいけない。そのためには適当な(適切な)長さってのもあるのだ。 そこはボクのこだわりポイント。そもそもボクがプレイリストを作るようになった目的は、好きになった曲をしっかり楽しむため。繰り返し聴けなきゃ意味がない。例えば曲と曲のつなぎが上手くいった時は、聴く楽しみが倍増する。これこそがプレイリストの醍醐味。 で、今回の、特に後半はしっかりしたストーリーを感じるでしょう? ※Apple Music・Spotifyにてプレイリスト公開中
Anderson .Paakという名前が最近やたらと目につくようになってきた。滅茶苦茶スリリングなイントロに続いてAnderson .PaakのRAPから始まる①は、BJ The Chicago Kidの2019年作から。この「玄人受けする」って感じに良く首を突っ込んでいるのだ。それは③でも同様。Anderson .Paakの関わり方は単にラッパーとしてだけではなく、曲作りやサウンドメイク面にも及んでいるはずで、その立ち回り方はPharrellを彷彿とさせる。そういえば⑩のBeckはPharrellとのコラボ曲。
てことで、Anderson .Paak。目の離せないアーチストであることは確かだ。 ※Apple Music・Spotifyにてプレイリスト公開中
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March 2022
AuthorI am enjoying music with PowerBeats Pro and JBL SoundGear. Categories |