新しい年の訪れを告げるかのような①、そこに絶妙な繋がり方で続くのがYears & Years。このアゲムードのままで繋がるのがいいんスよ。ストリーミング時代になって以降、自分でタイミングを見計らってクロスフェードにしたり、って技が使えなくなったので、これは正真正銘の偶然の産物。ハマった時は脳内快感物質で満たされ、これぞプレイリスト作りの醍醐味でもある。
⑥のElujay & serpentwithfeeatは、⑤から続くゆったりとしたグルーヴに包まれた感じのソウルナンバー。途中エレピのソロが70~80年代のジョー・サンプルっぽくてまたGood。意識してるねー、これは。さらに⑩は言わずと知れた70年代の名曲中の名曲、Boz Scaggsの「Lowdown」を下敷きにしたラップチューン。オリジナルより少しテンポを下げて低音を効かせたベーストラックだけでも十分気持ちいいのに、⑨からの繋がりで聴くとそこんとこが強調されるって訳。 こいういうの(曲の繋ぎ)って実際なかなか狙って出来るものでもないので、年に数回しか現れないマジックなのだが、今回はこれがいっぺんに3回ほども来ちまった。どこに、何に気持ちいいと感じるかは人それぞれなだけど、僕はここだけでもかなり気に入ってるプレイリストになってマス。これが2022年の一発目で幸先良い。 ※Apple Music・Spotifyにてプレイリスト公開中 coastcafestudio で検索!
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クリスマス需要も鑑みて、いつもよりビッグネームの新譜を多めにピックアップしてみた。この季節は音楽産業全体が書き入れ時でもあり、大物が新譜を発表するタイミングを合わせてくることが多い。ストリーミングの時代になっても、その伝統は生きているようだ。もっとも、マライアのあの曲がチャートの一位になるなど、これはストリーミングの時代ならではの現象か。
感心したのがBruno MarsとAnderson .Paakのソウルプロジェクト、Silksonicの③。1発目の「Leave The Door Open」もそうだが、これはもう完全にフィリーサウンドのオマージュの上に成り立っている彼らの進化したサウンド。単にフィリー風とか何々風とかいうレベルでなく、目茶苦茶完成度が高い。きっとBruno Marsだけでない、Anderson .Paakの果たしている役割も大きいのだろいうと想像する。 続く④はイントロだけ聴くとまぎれもないエルトン・ジョン。ただそこに絡むのがYoung ThugとNickie Ninajてことで、これは少し前なら考えられない組み合わせなのだが、そこはよく練られたアレンジのおかげで何の違和感も感じない。映画「Rocketman」の制作といい、今なお現役で旺盛な創作意欲にはただただ頭が下がる想いだ。 ※Apple Music・Spotifyにてプレイリスト公開中 coastcafestudio で検索!
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March 2022
AuthorI am enjoying music with PowerBeats Pro and JBL SoundGear. Categories |