クリスマス需要も鑑みて、いつもよりビッグネームの新譜を多めにピックアップしてみた。この季節は音楽産業全体が書き入れ時でもあり、大物が新譜を発表するタイミングを合わせてくることが多い。ストリーミングの時代になっても、その伝統は生きているようだ。もっとも、マライアのあの曲がチャートの一位になるなど、これはストリーミングの時代ならではの現象か。
感心したのがBruno MarsとAnderson .Paakのソウルプロジェクト、Silksonicの③。1発目の「Leave The Door Open」もそうだが、これはもう完全にフィリーサウンドのオマージュの上に成り立っている彼らの進化したサウンド。単にフィリー風とか何々風とかいうレベルでなく、目茶苦茶完成度が高い。きっとBruno Marsだけでない、Anderson .Paakの果たしている役割も大きいのだろいうと想像する。 続く④はイントロだけ聴くとまぎれもないエルトン・ジョン。ただそこに絡むのがYoung ThugとNickie Ninajてことで、これは少し前なら考えられない組み合わせなのだが、そこはよく練られたアレンジのおかげで何の違和感も感じない。映画「Rocketman」の制作といい、今なお現役で旺盛な創作意欲にはただただ頭が下がる想いだ。 ※Apple Music・Spotifyにてプレイリスト公開中 coastcafestudio で検索!
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March 2022
AuthorI am enjoying music with PowerBeats Pro and JBL SoundGear. Categories |